[高度なフィルター] ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、 高度なフィルター (フィルター ツール バー) コマンド、フィルター ツール バーから [高度なフィルター] ボタンをクリックすると表示されます。ここで、複数のレベルのフィルターを指定することができます。

[検索 | 列 | 条件] リスト ボックス

定義されたフィルターの一覧が表示されます。

[すべて有効/無効] チェック ボックス

一覧のすべての項目の有効と無効を切り替えます。

[列] ドロップダウン リスト ボックス

一覧で選択されている項目の列を変更します。

[開始] テキスト ボックス

文字単位で検索を開始する桁の位置を 1 で始まる整数で指定します。

[終了] テキスト ボックス

文字単位で検索を終了する桁の位置を 1 で始まる整数で指定します。指定する終了文字は含まれません。たとえば、[開始] テキスト ボックスに 1 を、[終了] テキスト ボックスに 2 を指定した場合、1 文字のみ (2-1=1) が検索されます。

[最後から数える] チェック ボックス

これがチェックされていると、行の最後の文字から数えて指定します。

[最後まで全部] チェック ボックス

これがチェックされていると、行の最後まで検索対象になることを指定します。

[大文字と小文字を区別する] チェック ボックス

検索する文字列の大文字と小文字を区別して検索します。

[単語のみ検索する] チェック ボックス

単語のみ検索します。単語のみというのは、置換前の文字列の前後が、A~Z、a~z、0~9、_ のいずれの文字でも囲まれていない場合のことです。全角文字で囲まれている場合は常に単語とみなされます。正規表現の場合、このチェック ボックスを使用すると正しく検索できない場合があります。正規表現を使用する場合は、これをチェックせずに、単語の区切り表現 (\<、\>、\b) を使用してください。

[文字列全体に一致する] チェック ボックス

指定した列、文字位置、または行全体の文字列に一致します。このオプションを使用すると速くなるため、このオプションが使える場合には、常に使用することを推奨します。複数のフィルター条件が論理和で定義される場合、このオプションをすべての条件で使用するとフィルターの速度が著しく速くなります。

[否定] チェック ボックス

一致条件を否定します。したがって、指定する文字列に一致する行を除いて表示します。

[ブックマークが設定された行のみ] チェック ボックス

ブックマークが設定された行のみ一致します。

[ブックマークが設定されていない行のみ] チェック ボックス

ブックマークが設定されていない行のみ一致します。

[(無し)] ラジオ ボタン

文字列が文字通り一致するべきであることを指定します。

[正規表現] ラジオ ボタン

正規表現 を有効にします。

[エスケープ シーケンス] ラジオ ボタン

エスケープ シーケンスを有効にします。エスケープ シーケンスとして次の文字を表現できます。

\a

警告 (ベル)

\b

バックスペース

\f

改頁

\n

改行

\t

水平タブ

\v

垂直タブ

\\

円記号 (バックスラッシュ)

\oooooo

8 進数表記による Unicode 文字

\xhhhh

16 進数表記による Unicode 文字

ヌル文字 (\0) は使えません。\r の代わりに \n を使用します。

[数値範囲] ラジオ ボタン

数値範囲 を有効にします。

[改行コードが一致する] チェック ボックス

改行コードが一致する行のみ一致します。このオプションは、[CRのみ]、[LFのみ]、[CR+LF]、[その他] チェック ボックスと組み合わせて指定します。

[CRのみ] チェック ボックス

改行コードがCRのみの行のみ一致します。このオプションは、[改行コードが一致する] チェック ボックスと組み合わせて指定します。

[LFのみ] チェック ボックス

改行コードがLFのみの行のみ一致します。このオプションは、[改行コードが一致する] チェック ボックスと組み合わせて指定します。

[CR+LF] チェック ボックス

改行コードがCR+LFの行のみ一致します。このオプションは、[改行コードが一致する] チェック ボックスと組み合わせて指定します。

[その他] チェック ボックス

改行コードが含まれない行のみ一致します。この中には、ファイルの最終行、および非常に長い行で改行無しで次の行に続く行が含まれます。このオプションは、[改行コードが一致する] チェック ボックスと組み合わせて指定します。

[開始フィルター] チェック ボックス

開始フィルターを指定します。開始フィルターを指定した項目と終了フィルターを指定した項目の両方が存在する場合、EmEditor は、開始フィルターに一致する行と終了フィルターに一致する行の間の行だけを表示します。

[終了フィルター] チェック ボックス

終了フィルターを指定します。

[前の条件との論理和] チェック ボックス

前の条件との論理和 (OR) を指定します。これがチェックされていない場合は、論理積 (AND) が指定されていることになります。

[フィルター] ボタン

指定する条件でフィルターを設定します。

[ブックマーク] ボタン

指定する条件に満足する行にブックマークを設定します。

[中止] ボタン

定義されているフィルターを中止します。

[インポート] ボタン

以前に TSV 形式でエクスポートされたフィルターの条件を含むファイルをインポートします。

[エクスポート] ボタン

定義されたフィルターの条件をファイルにエクスポートします。TSV 形式以外に、JavaScript または VBScript のマクロ形式でエクスポートすることもできます。