Version 19.0¶
2019年 7月 30日
一般の新機能¶
HTML、CSS、JSON 文書の構文チェックの機能を追加しました。この機能は CSS HTML Validator Lite (EmEditor edition) を使用して実現され、インストーラーに付属します。
XML 文書の構文チェックの機能を追加しました。この機能は、MSXML Parser を使用して実現されています。
[CSVの正当性を確認する] コマンドは、[構文チェック] に名称が変更され、サポートするすべての文書タイプ (CSV、XML、HTML、CSS、JSON) の構文チェックを行うことができるようになりました。
構文チェックのエラーは、赤い波線が付いて表示され (カスタマイズ可能)、マウスをポイントするとエラーについての情報が表示されます。小さな文書では、構文チェックが自動的に最新の情報に更新されます。
新バージョンでは、強調文字列の下線の色を、文字色とは別に設定できるようになりました (設定のプロパティの [表示] ページ)。
[逆順に並べ替え] コマンド を追加して、文書を逆順に並べ替えることができるようになりました。
CSV モードに切り替え、[構文チェック] (CSV) コマンドと [区切り位置を調節 (文書全体)] コマンドをマルチ スレッドと最近の CPU の AVX-2 命令セットなどを使用して、大幅に高速化しました。
巨大ファイルに対して [重複行の削除] コマンドをマルチ スレッドと最近の CPU の AVX-2、SSE4.2 命令セットなどを使用して、大幅に高速化しました。
テスト結果:¶
v18.9 | v19.0 | 比較 | |
---|---|---|---|
CSV モードに切り替え | 1.67 秒 | 0.206 秒 | 8.11 倍に高速化 |
重複行の削除 | 47.7 秒 | 20.3 秒 | 2.35 倍に高速化 |
\* CSV モードに切り替え: 1.99 GB、1580 万行、カンマ区切り数字データ。
重複行の削除: 2.70 GB、2 億行、ランダム ASCII データ。
すべて: [一時ファイルを使用] を有効、16 スレッド、Windows 10 (64-bit)、Core i9-9900K、32GB RAM、2TB SSD。
新しい設定¶
[カスタマイズ] ダイアログに [構文チェック] ページ を追加しました。
設定のプロパティに [構文チェック] ページ を追加しました。
設定のプロパティの [表示] ページ に [下線色] ドロップダウン リスト ボックスを追加し、[指定する部分] リスト ボックスに [構文チェックのエラー]、[構文チェックの警告]、[構文チェックのメッセージ] 項目を追加しました。
[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ファイル] ページ に [大きなファイルを保存時、ファイル マッピングを有効にする] チェック ボックスを追加しました。
[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [高度] ページ に [命令セット] ドロップ ダウン リスト ボックスを追加しました。
設定のプロパティの [アウトライン] ページ の [タイプ] ドロップ ダウン リスト ボックスに [タブの数] オプションを追加しました。
[重複行の削除] ダイアログ ボックス に [選択文字列のみを調べる] ラジオ ボタンを追加しました。
[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [編集] ページ に [箱型選択または複数選択が存在する時、選択された文字列のみを調べる ([重複行の削除] コマンド)] オプションを追加しました。
[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [並べ替え] ページ に [箱型選択または複数選択が存在する時、選択された文字列のみを調べる] オプションを追加しました。
新しいコマンド¶
プラグイン API の新機能¶
SORT_INFO 構造体 と Editor_Sort インライン関数 に SORT_REVERSE フラグと SORT_INSPECT_NOT_SEL_ONLY フラグを追加しました。
MANAGE_DUPLICATES_INFO 構造体 と Editor_ManageDuplicates インライン関数 に MANAGE_DUPLIDATES_INSPECT_SEL_ONLY フラグを追加しました。
マクロの新機能¶
Document オブジェクトの Sort メソッド に V (逆順に並べ替え) オプションと eeSortInspectNotSelOnly フラグを追加しました。
Document オブジェクトの DeleteDuplicates メソッド に eeSortInspectSelOnly フラグを追加しました。